アドビ(Adobe)のCreative Cloudを「年間プラン(月々払い)」で契約している場合、途中で解約すると早期解約料として契約残額の50%を負担しなければならないと公式サイトに掲載されています。
A. 年間プラン(月々払い)の解約条件
注意:14 日経過後は、契約残額の 50%の解約料(早期解約料)が適用されます。例えば、9 か月目に解約した場合、残りの 3 か月分の料金の 50%を支払うことになります。
Adobe公式サイト>一般的なアドビプランの解約に関する詳細情報
2025年8月1日〜の値上げに伴い、法人向け「Adobe Creative Cloudコンプリートプラン グループ版」を解約し、改めて新たに個人版「Adobe Creative Cloud Standard」プランを必要なアカウント数分、契約したいなと思ったのですが、「年間プラン(月々払い)」の次回更新日が11月上旬で3ヶ月分(8月、9月、10月)が残っているため、次回更新日まで待つのがいいのか、早期解約料を払ってでもすぐに切り替えた方がいいのか、判断するためにAdobeのサポートに電話してみました。
管理画面(Adobe Admin Console)のサポート欄にあった0120番号にかけ、その旨を伝えると、なんと、個人版「Adobe Creative Cloud Standard」プランに乗り換える意思が確認できたので早期解約料はかからない、つまり免除されるとのこと。
解約方法を聞くと、グループ版の場合、電話でしか解約できない(管理画面からオンラインで解約する機能は無い)とのことなので、その場で早速解約手続きをしてもらいました。
電話口で管理者用メールアドレスのスペルを伝えたり、その場で確認用コードのメールの送受信をして口頭で伝えるなど、独特なやりとりがありましたが、無事に完了しました。後ほど「アドビ:解約の確認」メールも届きました。
8月上旬の月単位の更新日まではすでに月額を支払い済みなので、使えるそうです。その翌日に個人版を契約するように説明されました。クレジットカード決済なら即日から個人版が使えるようになるとのことでした。
これで1アカウントにつき現在「税込10,780円/月」かかっていて、8月から「税込11,990円/月」に値上がりする予定だった価格が、「Adobe Creative Cloud Standard」プランにすると「税込6,480円/月」に下がります。値上げ後で計算すると1アカウントにつき月額「税込5,510円」安くなり、年間にすると「税込66,120円」も経費削減できるのです…。
全く新しいアカウントに切り替わるため、クラウド上(オンラインストレージ)にあるデータを一旦ダウンロードし、必要に応じて再度アップロードする手間などは生じますが。それでもモバイルアプリ、WEBブラウザ版、生成AIをさほど必要としていない場合、かなり魅力的なコストダウンになります。
なお、個人版を法人が使うこと自体は問題ないとのことですが、契約しているアカウント数が多い場合は、やはり法人向けのグループ版の方が管理しやすいのは確かです。その辺はAdobe公式の「Adobe Creative Cloud 個人版と法人版の違いは?」ページに詳しく掲載されています…😊
「Adobe Creative Cloud個人版は法人でも契約、利用できますか?」に対するChatGPT(OpenAI)による回答
法人でも**個人版(Individual)**のCreative Cloudを契約・利用することは可能です。ただし、いくつかの制限とリスクがあります:
✅ 個人版を法人で利用する場合
- 商用利用は可能
Adobe公式FAQなどにも、個人版ライセンスの商用利用は認められています(例:フリーランスや小規模ビジネスでもOK)(Adobe Community)。- 個人アカウントへの紐づき
ライセンスは購入した個人のAdobe IDに厳密に紐づけられており、原則として他の社員に譲渡・共有することはできません(Adobe, VideoLab)。- インストール制限
個人版では、Adobeアプリを2台のコンピューターにインストールできますが、常に一人のユーザーによる使用に限定されます(Learning Curve Global, Reddit)。
⚠️ 法人での個人版利用の落とし穴
- ライセンス管理の難易度
企業全体として誰が何を使っているか把握しづらく、Adobe側から「業務で複数の個人ライセンスを利用している」ことを理由に、Team版(法人版)への変更を求められるケースもあります(Reddit)。- ライセンス譲渡が不可
退職・異動時にライセンスを会社が再利用することはできず、その都度新規購入が必要になるなど、管理コストがかかります(VideoLab)。
🎯 法人利用に適したプラン
プラン 特徴 メリット 個人版 Adobe IDに紐づく、1ユーザー用プラン 単独利用・コスト重視なら選択可能 法人版(グループ版/Teams) 会社契約・Admin Console管理 ライセンスの再配分、チームライブラリ、請求書支払いなど管理機能あり(Adobe, VideoLab)
- **グループ版(Teams)**は中小企業〜少人数の法人向けで、年間契約を広告・請求書でまとめられ、Admin Consoleからライセンスの配分・回収が可能(Adobe)。
- Enterprise版はさらに大規模な管理・セキュリティ・サポートが必要な企業向けです(Adobe)。
⚖️ まとめ
- ✅ 個人版でも法人で使えます(商用も可能)
- ⚠️ ただし、法人での利用には管理・契約面で制約・リスクあり
- 🏢 複数ユーザーでの運用や管理負担を避けたいなら法人向けプラン(グループ/Enterprise)がおすすめ
🔍 次のステップとして
- 人数・運用形態に応じて、グループ版の見積や体験をAdobeの営業担当や代理店へ相談するのが良いでしょう。
- 個人版を継続利用したい場合、社員個々人が自分のAdobe IDで契約し、ライセンスの紐づけが個人管理になることを理解しておく必要があります。
ご状況に合わせて、最適なプランを見つけていくのが安心です!ご不明点やより詳細な条件(例:人数、法人規模など)があればぜひ教えてください。
「Adobe Creative Cloud個人版は法人でも契約、利用できますか?」に対するChatGPT(OpenAI)による回答
個人版の「Adobe Creative Cloud Pro」はアドビアカウントの管理で「Standard」にプラン変更。年間プラン(月々払い)の税込で月9080円→月6480円。「〜の前日までに解約すると全額返金」はあくまで解約なので変更では差額の返金のみ。macOSのCreative Cloudデスクトップアプリはそのまま使えている…😊 https://t.co/AVROdlwng8 pic.twitter.com/SySakT4Sga
— 工藤雄司 (@kudoyuji) August 6, 2025