マイナンバーカードの更新、申請状況照会で市区町村へ発送済みであれば、交付通知書が届いていなくても現マイナカードと保険証を本人が持参することで受取可能だったケース

マイナンバーカードの更新、18歳未満は有効期限が5年と短いため、子供のマイナンバーカードの更新手続きが必要になりました。

 自前で顔写真を撮影し、パソコンで申請しました。ところが「申請状況照会サービス」で確認する限り不備はなく、「マイナンバーカードを発送した日」から3週間以上経っても市区町村(自治体)から「交付通知書」の郵便が届かないため、郵便事故の可能性なども考慮し、確認してみました。

 すると、マイナンバー総合フリーダイヤルでは国からは発送済みで、すでに市区町村には届いているとのこと。

 次に市区町村に聞くと、届いてはいるけれど「交付通知書」の発送はまだで、追いついていないとのこと。

 誕生日を過ぎるとマイナンバーカードが有効期限切れになってしまうため、方法を聞くと、「交付通知書」が手元に届いていなくても、現在有効なマイナンバーカードともう一つ何か身分証明書を持参し、本人が来庁してもらえるなら、新しいマイナンバーカードを受け取ることは可能とのこと。

 平日の取扱い時間は17時までで16時半位までには来てほしいとのことで、学校帰りの子供と市庁舎で待ち合わせ、受付をしました。

 有効期限切れ間近の現マイナンバーカードと、健康保険証、それに最初に転送不要の普通郵便で届いた「有効期限通知書」を提出。実はこれを郵送する予定だったんですよと、送られてくる予定だった「交付通知書」も見せてもらいました。

 暗証番号の処理をして無事に新しいマイナンバーカードを受領。パスポートや運転免許証と違い、古いマイナンバーカードは回収されてしまいます。写真付きなので記念に取っておきたい気も…。

 国から自治体にマイナンバーカードの現物が届いた後、自治体で何か設定処理をするらしく、その処理が終わっていないとその分、結構お待ちいただく場合があると聞いていましたが、思いのほか待つことはなく、受付から終了までおそらく30分程度で完了した感じでした。

 なお、申請に不備がなく、新しいマイナンバーカードが国から自治体へ発送されてさえいれば、誕生日を過ぎて一時的にマイナンバーカードが有効期限切れ状態に陥っても、その古いマイナンバーカードと顔写真付きの身分証明書を持って本人が出向けば、新しいマイナカードを受け取れるとも聞きました。少なくともその状態であれば、自治体に届いた新しいマイナンバーカードが無効になり、改めて最初から手続きをし直す状態にはならないようです。

 何らかの事情でお急ぎの場合はこうした方法もあるので、自治体に相談されてみるのが良いかもしれません。自治体によっても受付体制が違うため、何とも言えませんが、何かしら少しでも参考になる点があると幸いです…😊


※東京都小金井市の場合ですが、2024年12月2日〜「マイナンバーカードの特急発行」という仕組みも始まったようです。



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