VポイントとTポイントの統合手続き完了

2024年4月22日(月)「Vポイント」と「Tポイント」が統合されました。規模が大きく、かつ複雑な統合のため、すんなりはいかない予感の通り、報道にもあるように22日当日はアクセス過多やバグ等によるエラー表示や不安定な動作が見られたため、少し放っておき、翌日以降に様子を見ながら統合手続きを行いました。

新生Vポイント多難な船出 開始初日からトラブル

共同通信

 実際に統合を行なってみた感想として、要点をメモしておきます。


Vポイント&Tポイント関連アプリのアップデート

 まずは何よりiPhoneのアプリのアップデートが重要だと感じました。22日〜23日にかけてはアクセス過多なのか、アプデがうまく行かない感じもありましたが、それ以降は無事にアプデが完了し、アイコンがVポイントのものに変更されました。

 個人的に関係しているのは上記3つのアプリでしたが、三井住友カードを使っている方は下記のVpassアプリも関係します。私の三井住友カード関係のクレジットカードは「Amazon Prime Mastercard」のため、Vポイント経済圏には完全非対応なのです。そのような説明が表示され、エラー扱いとなります…。


SBI証券のTポイント

 SBI証券のポイントサービスにはTポイントを登録していたので下記の説明通り、そのままで良いようです。SBI証券での切替は少し遅れて4月28日〜とのこと。

Tポイントをメインポイント設定しているお客さまは、自動的に青と黄色のVポイントに切り替わります。

SBI証券>Tポイント・Vポイントの統合に伴うお手続きのご案内

 「Vポイントアッププログラム」というものを利用したい場合は別途手続きが必要とのことですが、三井住友カードを使う場合のポイントアッププログラムとのことなので私は関係ありませんでした…。


「VポイントPay」アプリで「モバイルVカードを連携する(ID連携)」

 一番重要だなと思った実際に行なった手続きは「VポイントPay」アプリでの「モバイルVカードを連携する(ID連携)」というものです。

 「モバイルVカードを連携する(ID連携)」ページの「STEP03」段階から手続きを開始しました。ホーム画面の「モバイルVカードを連携する」をタップし、手続きを進めます。

 三井住友銀行のSMBCダイレクトのログイン手続きを求められます。これが一番微妙に思った点の一つ。何かの度にこのログイン工程が挟まるのですが、ポイントサービスのためにいちいち銀行のログインを行うのはセキュリティ的にもどうなんだろうという疑問が湧きました。

 ID連携同意規約に同意後、「Tカードを使って設定する」へ進みました。

 途中「がつながりにくい状態」だというエラーページが表示されたりして、その結果、SMBCダイレクトへのログインを何度か試す羽目になりましたが、日を追うごとに落ち着いてくると思われます。

 Tカード番号を入力する方法か、Yahoo! Japan IDでログインする方法かを選べる形でした。以前からTポイントはYahoo! Japan IDと連携させる形にしていたため、Yahoo! Japan IDでログインする方法を選びました。

 Yahoo! Japan IDのIDとパスワードでログインが完了すると、無事に「お手続きが完了しました」の画面に遷移しました。

 これでID連携完了です。「VポイントPay」アプリでも、「Vポイントアプリ」でも合算されたポイントが表示されるようになりました。中長期的には、「Vポイントアプリ」が廃止され、「VポイントPay」1つに統合されるのかなという印象を受けます。

 いずれにしても、VポイントとTポイントの統合にはどのような会社やサービスが関わっていて、どのような方向性で統合されるのか背景が分からないと、迷子になる可能性もある気はしました。折角貯めてきたのに、世の中に行方不明となるポイントが増えないことを祈りたいところです…😊


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