Threads(スレッズ)というメタ(Facebook)が開発した新アプリが本日6日から使えるようになったので早速試してみた記録です。App Storeの公式の説明文冒頭は「Instagramのテキストベースの会話アプリ」となっていますが、印象としては「テキスト版インスタグラム」「Twitter風インスタ」「インスタ版Twitter」等といった感じのSNSアプリです。
Threadsアプリのインストールに加え、Instagramアプリも必須
使い始めるための準備としては次の2つが必要でした。iOS(iPhone)で行なったものですが、各種報道を見る限り、Androidにも近日対応するようです。
- App Storeで「Threads, an Instagram app」をダウンロードしインストール。
- 「Instagram」もインストールされ、(目的のアカウントで)ログインされた状態であることが必須。
アプリの正式名称の通り、とにかくInstagramがあることが大前提のアプリです。目的のアカウントでInstagramが問題なく稼働している前提で話を進めます。
Threadsが使える状態かどうか確認する方法

Instagramアプリで右上のハンバーガーボタンを押すと、上位に「Threads」というメニューがあります。これをタップすると「招待されています」の文字とともに、利用開始が可能な日時がカード型で表示されます。私の場合、見た時にはすでに過ぎている日時で、すぐに利用可能なことが分かりました。

ネット上では、Instagramアプリの検索に「Threads」と入力すると横に現れる赤いアイコンをタップするという情報も散見されましたが、私の場合、この赤いアイコンをタップするとInstagramアプリが固まるだけで、Threadsの情報は表示されませんでした。何度やっても必ず固まりました…。

Threadsアプリを始める方法、初期設定の手順

使える日時が到来していた場合、Threadsアプリを起動します。下方に[Instagramでログイン]とあるのでここをタップします。
プロフィールをInstagramからインポートしたり、プライバシー設定をしたりします。

フォロー候補についてはInstagramのリストが反映され表示されます。

「Threadsのしくみ」に同意し、「Threadsに参加する」をタップすれば完了、晴れてThreadsのスタートです。
アプリなしでPCのWebブラウザからは閲覧のみ、投稿は不可
Threadsアプリは使用せず、TwitterのWebブラウザ版のように、PCのWebブラウザからも使えるのかどうか、試してみました。結果、閲覧はできますが、投稿はできない仕様でした。ブラウザから下記リンクを押していただくとどんな感じ科、閲覧可能です。
始まったばかりですので仕方ないと思いますが、将来的にはTwitterやInstagramのように、Webブラウザからも多くの操作ができるようになることを期待したいです。
動画も投稿可能で、投稿の埋め込みコードあり

試しにテキストのみならず、手元にあった自身の動画を投稿してみました。9:16比率の動画です。動画下の紙飛行機マークを押すと[投稿のリンクをコピー]のほかに[埋め込みコードを取得]がありましたので、下記に埋め込んでみます。
Post by @yujikudoView on Threads
当然、画像も投稿でき、複数枚数選択可能です。
その他、気づいた点
その他の気づいた点を挙げてみます。
- Instagramのプロフィールで複数の外部リンクを設定していても、Threadsのプロフィール欄の外部リンクは1つ(インスタの1つ目のリンクが反映される)。
- 複数アカウントを切り替える機能はまだ無さそう。現状、アカウントを切り替える際は、都度ログアウト〜ログインをして使っている。
- Instagramのプロフィール欄には、@から始まる数字形式で、Threadsへのリンクが設置される。
- [プロフィールを編集]で[名前]欄をタップすると「名前はInstagramアカウントにリンクされているため、ここでは変更できません。」と表示される通り、Threads単体での名前やアカウントは設定できず、あくまでInstagramありきの仕様となっている。

なお、当初、商用利用禁止で企業アカウントは作れないという情報も見られましたが、その後、規約の翻訳ミスが原因で、実際には「企業が公式アカウントを開設するなどの一般的な商用利用は問題ない」とのことです。
以上、少しでもご参考になると幸いです。
果たしてTwitterの代わりになるようなSNSになるのでしょうか? 個人的にはWebブラウザ版のアップデート含め、今後も進化を続けていくようであれば、なかなか魅力的な存在になる気はしました。Meta社の本気度、今後の開発にかかっている印象です…😊