吉祥寺で娘にビリヤードを教えた記録

どこから仕入れてきたのか、先日来、娘(中学生)がビリヤードに興味を持っていたので、教えに行くことにした。高校生の頃、仲間内の一部で流行り、しょっちゅうビリヤードをしていた時期がある。一番のホームは、高田馬場だった。但し、そのビリヤード場はGoogleストリートビューで確認した限り、今はもう無い。

 いずれにせよ、20年位、キューに触っていないが、教えることはできるだろうと、まずはビリヤード場の選定をした。

ビリヤードローマン

 東八道路と新小金井街道の交差点近く、ハードオフ小金井店の前に「ビリヤード」の看板があることを思い出し、ネットで調べると、「ビリヤードローマン」というお店であることは分かった。我が家のある、同じ東京・小金井市内に位置する。

 ところがお店の公式サイトでも、Googleマップ等の情報でも、現在の営業状況が分からない。そこでお店に電話してみた。

 すると、こんな時期(新型コロナの影響)なので、当面は常連さんのみに利用を制限して営業中とのこと。残念ながら初めて訪れようという我々は利用不可だった。電話口の男性はとても応対が良かったので、一見さんでも利用できる時が戻ったら、是非、利用してみたいと感じた。

 なお、電話で確認できた情報は、Googleマップのクチコミ・レビューに投稿、共有しておいた。

ビリヤード場探し

 近隣でビリヤードができるところを探すとインターネット・カフェのようなところが多い。Googleマップのクチコミを読むと、店内やトイレが汚かったり、店員の態度が悪かったりと、微妙なレビューが散見される。

 そこでクチコミがそこそこマシで、かつ禁煙であるビリヤード場を探した。

 実は「ラウンドワン 吉祥寺店」という分かりやすい選択肢はあるのだが、娘が友達に出くわす可能性があるため、はじめから除外した。

 その結果、同じく吉祥寺ではあるが「BAGUS(バグース)吉祥寺店」というネットカフェのようなお店を見つけた。禁煙かどうかが分からなかったため、電話で問い合わせると、東京都の条例もあり当然の如く「禁煙」とのこと。

 中学生でも利用できるのか聞くと、時間帯の制約だけで昼間であれば何ら制約はないとの回答。予約についても特に必要なほどの混み具合ではないとのことで、訪問することにした。

BAGUS(バグース)吉祥寺店へ

 BAGUS(バグース)吉祥寺店は吉祥寺駅から近かった。サンロードに入ってすぐ、元町通りと交わる、コピス吉祥寺へ曲がる角にあるビル。1階が靴屋、2階がたまに訪れることもある100円ショップのダイソー、この「シュープラザビル」の4階だった。

 奥のエレベーターで上がり、扉が開くと、ビリヤードとダーツが見えるフロアが広がった。まずは非接触のカメラ型検温器で体温を確認、二人とも35度台後半と問題ないので受付をする。

 ビリヤード料金は30分単位。一人30分につき税込300円(週末や夜は割増料金あり)。先に3時間パックを選ぶと一人1,460円と、もし3時間行なった場合は割安となる。結果的に3時間だった場合、後から3時間パック扱いにすることは不可とのこと。3時間続くかどうか分からなかったので普通に30分単位の料金を選んだ。

 さらにワンドリンク制で、必ず別途、一人一つはドリンクを注文する必要がある。受け取る伝票にQRコードがあり、自分のスマホでアクセスすると、どういう仕組みか、スムーズにスマホ内のブラウザ(Safari)でドリンクの注文ができた。とても便利。

 ちなみにジンジャーエール380円、娘のメロンソーダも380円。

 もちろんマイキューなんて持ってないのでハウスキューを借りる。ハウスキューのレンタル料金というのはかからない。

 特に名前を書いたり、免許証を見せたり、会員登録したりといった手続きも一切生じなかった。逆に、娘が中学生とはいえ、特に学割というのもないとのこと。

娘、初めてのビリヤード

 ルールの概要、キューの持ち方・使い方など基本的なことを教える。ゲームは「ナインボール」(Nine Ball)。

 20年位ブランクがあるので、実はルールなんかは事前にネット上で再確認した。すると、当時とは変更があったのか、当時がいい加減だったのか、知らないこと、忘れていたこと、記憶とは違うこと等がいくつか出てきた。

 その内容は下記ツイートに記録。

 はじめは手球の中央を撞くのすら難しいようで、宙に浮きやすかったが、次第に撞く力もコントロールもついてくる。構える時、格好だけではなく腰を入れる感じが重要な気がした。

 キューを支える左手の指も、僅かながら、段々と微妙な高さが調整できるようになるよう。そして何と言っても、手球に対して力まず直線的に力を加え撞けるようになるとスムーズなショットが可能になってくる印象。

 偶発的であっても、球がポケットに入るようになると断然、楽しさが増してくる模様。それと何と言ってもブレイクショット。最初以外は勝ち負けに関係なく、娘にブレイクショットをやらせた。次第に心地良い音が鳴り、思いのほか的球がバラバラに散っていく様子を見て、とても楽しそうだった。

 最終的に丸2時間遊んだ。

 2時間2名で2,400円(300円x4x2名)と、ワンドリンク制のオーダー分760円を加え、計3,160円。十分、納得の行く充実した時間だった。クレジットカード決済可能。また利用したい。

 ちなみに自分自身も約20年振りの割には、思いのほか勘は鈍っていなかったと思う…😊


▶︎ BAGUS 吉祥寺店(バグース) 公式サイト



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