久々に「ロリポップ!」(lolipop!)でWordPress(ワードプレス)サイトをゼロから構築するので、改めて気づいた要点を個人的備忘録としてメモっておくことにしました。
「WordPress簡単インストール」を試す
今まではWordPress.orgから最新版をダウンロードし、wp-configを設定の上、FTPでアップロードすることでWordPressサイトを新設していました。
今回、ロリポップの管理画面にある「WordPress簡単インストール」を初めて試してみました。
最低限の基本事項を埋めるだけなので従来の方法より簡単です。
従来の方法と比較して気づいた点は次の通りです。
- データベースのテーブル接頭辞やパスワードは自動で生成される。
- PHPのバージョンは自動的に決定(現時点では「7.4(モジュール版)」に)。
- プラグインはSiteGuard WP Plugin等がいくつかが予めインストールされた状態に。
テーブル接頭辞を後から変更するのはひと手間いるため、意図する文字列にしておきたい場合や、PHPのバージョンを指定したい場合は、従来通りの方法が良いかもしれません。
こうした事情がない場合は、名称通り、確かに「簡単」で楽ですね。
常時SSL化
無料の独自SSLの範囲内で常時SSL化するため、管理画面のセキュリティメニューでドメインを指定する訳ですが、動作の検証なども考えると、WordPressのインストール前後、なるべく早いタイミングで設定してしまった方がいいですね。
設定後は、WordPress管理画面>一般設定で「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」ともに「https://…」へ変更します。
wwwの有無やhttpsの統一について
以前はわざわざ「www」というディレクトリを作り、そこにWordPressをインストールしていたこともありましたが、ロリポップの「独自ドメイン設定」ページで「http://独自ドメイン/」を設定する際、「次のURLでもアクセスできます。http://www.」と注釈がある通り、独自ドメインのトップがそのままWordPressであるなら、wwwの有無は気にする必要はないですね。
その代わりというか、「.htaccess」を使って「URLの書き換え」を指定します。
今回は「www有りのURLに統一」「index.html無しのURLに統一」「httpをhttpsに統一」の3つを書き込みました。
パーミッションについて
「.htaccess」のパーミッションは、「604」「606」「644」とネット上にはいろいろな解説がありますが、ひとまずはロリポップの解説にある「604」にしました。
パーミッションについては原則、下記のようにしています。
.htaccess = 604
wp-config.php = 400
その他のディレクトリ = 755
その他のファイル = 644
なお、共有サーバによっては「wp-config.php」に「400」は指定できないなど、いろいろなケースがあるようなので、利用するサーバごとにご留意ください。
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