すぐ分かりそうなものだけど…?
酒造会社の商標だったりするんじゃないの?
そう、その通り。そこが凄く気になって調べたら、ピッタリな記事が出てきました。
「日本弁理士会 近畿支部」公式サイトの「事例紹介(知的財産の活用で、元気な関西の企業/団体を紹介します)」の「月桂冠」です。
この記事の冒頭で早速「…月桂冠とは月桂樹で作った冠(かんむり)で、古代ギリシアでは…」と説明される通り、やはりもともと「月桂冠」という言葉はあって、それを「酒銘にし、商標登録を受けた」ということだそうです。
1905年から使っているそうで、知財制度黎明期から商標に着目していた戦略性が素晴らしい…。
だったら「月桂冠」という言葉を軽率に使ったらマズいんじゃないの?
「特許情報プラットフォーム|J-PlatPat」で商標で「月桂冠」を検索すると、「月桂冠株式会社」が出願した登録商標がたくさんヒットしました。
なので、このマークを説明するのに、一般名詞として「月桂冠」という言葉を使ったり、この月桂樹の冠のイラストに(登録商標に類似しない)文字等をあしらったりする分には問題になりにくいと思います。
但し、類似するかどうかの把握は必要なので、特許情報プラットフォームで一度「月桂冠」の商標を検索して、どんな出願/登録があるのか、理解しておくのは必要かと感じました…😅
その他の参考になりそうな関連情報まとめ
- ○○賞とか○○アワードとかに使われる月桂冠のようなあれ(シルエットデザイン)
この投稿の画像は商用フリーの無料シルエット素材集を提供されている「シルエットデザイン」さんのものを元に作りました!