エーデルクローンのスライダー「WING 3」のテスト動画 – Edelkrone WING 3 Review in Japan

(New-Sep.2017)Mini C-Pan Arm x WING 7 Slider / Dolly – Field Review in Japan ( 9.SOLUTIONS / edelkrone )

2016年11月2日、Edelkrone(エーデルクローン)の新製品、独創的なスライダー「WING 3」がUPSで到着したので、曇天ながら、その日のうちに、ホームグラウンドである東京・小金井市内の身近なフィールドで少しテスト撮影をしてみました。

とにかく手軽に携帯できるスライダー/ドリーに位置付けたい思いから、手持ちの三脚の中でも、一番軽量で簡易的なものを選び、すべてリュックに詰め込んで、自転車移動できる範囲の機材で試しています。

感想や要点などを書き出してみます。

    • 「動き始め」と「最後の止め」にブレのない高い精度を求めようとすると、ある程度の研究と練習が必要だと感じました。他の特機類も基本的にはそういうものではあり、そこが面白味という面もありますが…(^_^)

 

    • Edelkroneの製品紹介動画を改めて観ると、動いている部分のみで、「止め」の画は無いようでした。やはり難しいのかな、と思ったりしました。

 

    • ブレについてはオペレーションの緻密さも然ることながら、「土台の安定感」にもかなり影響を受けると感じました。今回の簡易的な軽量三脚でも、ローアングルで最大限開脚し、どっしりしたバランスで撮ったカットは、高いアングルのカットより、ブレが少なかったです。やはり今後は原則、主力のビデオ用三脚で利用したいなと思いました。

 

    • ブレについてもう一点、40cmの可動幅を最大限に活かそうと、端から端まで使い切ろうをすると、特に「最後の止め」の辺りでブレを生じさせやすい印象を持ちました。欲張り過ぎず、感覚的にここはという瞬間で止める方が、「使える止め」になる気はします。かなり熟練すれば、そんな制約は無くなるかとは思いつつ…。

 

    • 「WING 7」「WING 15」には独立したロック機構が付いているようですが、「WING 3」には無く、中間部の「FRICTION ADJUSTMENT」部分を締めることで動かないようにロックします。ここは結構しっかり締めないと、カメラの重さで動き出してしまうため、移動時や、三脚の長さ調整時などは、注意が必要かと感じました。但し、毎回、きつく締め過ぎていると、故障が早まりそうな気もして、正直、悩ましいところです…。「WING 7」「WING 15」は、可動幅が同じではなく、長いのなら、このロック機構の点も加味して選択肢に入れたような気もします。

 

    • 同じEdelkrone製の「SliderONE」も持っているのですが、SliderONEのように単体で地面や床に置いて使用することは出来ません。必ず三脚またはそれに該当するものが必要です。また、SliderONEの「15cm」に対して、WINGは「40cm」と、可動幅では「WING」に軍配があがりますが、手軽さとしては一概にどちらとは言えない印象があります。WINGが届いたら、SliderONEは手放そうかとも思っていましたが、そうはせず、どちらを持っていくかは、状況次第で使い分けようかと思い始めています。

 

    • さらに付け加えると、Glidetrackのスライダーはその重さゆえ、出番が無くなるかと思いましたが、やはり確実に安定ある動きを得ようとすると、まだ出番は回ってきそうな気がします。出番が無くなるくらい、WINGでの確実かつ緻密なオペレーションを、早く体得したいとも思う訳ですが…(^_^)

 

  • Glidetrackのようなオーソドックスなスライダーは、セッティング次第では、縦に構えて、若干グレーンっぽい、上下の動きを撮影する場合がありますが、WINGの場合、結構、難しい気がしました。但し、まだ諦めてはおらず、いろいろ工夫して、どの程度の画まで実現可能か、追究してみたいとは思っております。

(New-Sep.2017)

Mini C-Pan Arm x WING 7 Slider / Dolly – Field Review in Japan ( 9.SOLUTIONS / edelkrone )

「Mini C-Pan Arm」と「WING 7」、2つの独創的な小型スライダー(動画撮影機材)を比較したレビュー映像公開と、2つの裏テーマについて