Google AdSenseを利用してサイト上に表示する広告については、いくつも種類がありますが、「さらに多くのコンテンツを見る 引き続きこのサイトのコンテンツをご覧いただくためには、下記のアクションが必要です」という見出しで現れるタイプの広告は、「短い広告を見る 24時間、サイト全体にアクセスできます」のボタンを押して必ず広告を見ないと、サイトの閲覧すらできません。

つまり強制的な広告なのですが、そのサイトを見たい人からすると最も煩わしい広告タイプの一つです。
自分が運用しているサイトの一つで、この「さらに多くのコンテンツを見る〜短い広告を見る」が頻繁に現れるようになり、運営者側からしても煩わしいため、非表示にして除外したいと考えました。
「広告」>「編集」>「オーバーレイ フォーマット」>「全画面広告」では消えなかった
そこでAdSenseの管理画面から「広告」メニューの当該サイトの「編集」を押していろいろイジったのですが、うまく消えてくれません。
普通に考えると「オーバーレイ フォーマット」の「全画面広告」を無効にすれば解決しそうですが、試してみた限り、これをオフにしても「さらに多くのコンテンツを見る」広告が現れます。
「除外ページ」でトップページや特定のページを指定しても、そのページですらその後も表示されます。
「プライバシーとメッセージ」>「Offerwall」(オファーウォール広告)

試行錯誤した結果、「広告」メニューではなく、「プライバシーとメッセージ」メニューに原因はありました。
「プライバシーとメッセージ」メニューにある「Offerwall」(オファーウォール広告)が該当の設定部分のようです。
「Offerwall」の「管理」を押し、「公開」状態の部分をオフにして公開停止(非公開)にすると、「さらに多くのコンテンツを見る」広告は出てこなくなりました。
カスタマイズ可能

その後、落ち着いてさらに細かく見ていくと、「Offerwall」を完全に削除しなくても、「名前」部分を押すと出てくるカスタマイズ画面で「ページの包含と除外」「ページビューのしきい値」「24時間など一定期間アクセスできるようにする時間設定」などが調整でき、ある程度コントロール可能でした。
以前、最初に導入した際は何となく設定したつもりが、これが「さらに多くのコンテンツを見る」広告だったのかと一致しました。
この「オファーウォール広告」は、一般ユーザーとして他のサイトをいろいろ見ている時も結構な確率で出くわすので、かなり浸透はしていて理解されている面もあると思いますが、そのサイトの性質、内容によるかと思いますので、表示させたくない場合や表示させたくないページでは、上記方法をお試し願えればと思います。少しでもご参考になると幸いです…😊