Webサイト、ホームページ制作で用いるアコーディオン機能（表示の折りたたみ）は、Google等の検索サービスにおいてSEO的に不利なのかどうか、つまり折りたたまれて見かけ上は隠れている部分は検索対象になっているのかどうか、対話型生成AIに聞いてみました。
何はともあれ検索サービスの代表格Googleに関することなので、生成AIとしてはGooogle Geminiを選択しました。Geminiの回答は次の通りです。
ご心配ですね。Webサイトのアコーディオン機能がSEOに不利になるかどうか、そしてアコーディオン内のコンテンツが検索対象になるのかどうかについて、ご説明しますね。
結論から申し上げますと、適切に実装されていれば、アコーディオン機能自体がSEOに不利になるわけではありません。そして、アコーディオン内のコンテンツも基本的に検索対象となります。
ただし、いくつか注意すべき点があります。
アコーディオン内のコンテンツが検索対象になる仕組み
Googleなどの検索エンジンのクローラーは、通常、HTMLソースコード全体を読み込みます。そのため、初期状態で折りたたまれているアコーディオン内のテキストコンテンツやリンクもクロールされ、インデックスの対象となります。
Googleのジョン・ミュラー氏も、過去に同様の質問に対して「アコーディオンの中のコンテンツは完全にインデックスされる」と明言しています。
SEO上の注意点
アコーディオン機能自体が不利になるわけではありませんが、実装方法によってはSEO上の問題を引き起こす可能性があります。
- 重要なコンテンツを隠しすぎない: ユーザーがWebページを開いた際に、最も重要な情報がアコーディオンの中に隠れていて、すぐに認識できない場合、ユーザーエクスペリエンスが低下する可能性があります。これは間接的にSEOに悪影響を及ぼす可能性があります（例：離脱率の上昇、滞在時間の低下など）。重要な情報は、できる限り初期表示で見えるように配置することを検討しましょう。
- JavaScriptの実装: アコーディオン機能をJavaScriptで実装する場合、その実装方法によっては検索エンジンがコンテンツを認識しにくい場合があります。特に、コンテンツを動的に生成する場合や、複雑なJavaScriptの処理が必要な場合は注意が必要です。適切にコーディングされていれば問題ありませんが、不安な場合は構造化マークアップなどを検討すると良いでしょう。
- モバイルフレンドリー: モバイルデバイスでアコーディオン機能が使いにくい場合、モバイルフレンドリー性が低いと評価される可能性があります。タッチ操作がしやすいように、適切なサイズや間隔で設計することが重要です。
アコーディオン機能のメリット
適切に活用すれば、アコーディオン機能はSEOやユーザーエクスペリエンスの向上に貢献する可能性もあります。
- ページの視覚的な整理: 長いコンテンツを整理し、視覚的にすっきりと見せることができます。
- ユーザーの興味に応じた情報提供: ユーザーが必要な情報だけを選択的に表示できるため、情報過多を防ぎ、ユーザー体験を向上させることができます。
- モバイル表示の最適化: スマートフォンのような画面が限られたデバイスでは、特に有効な手段です。
まとめ
アコーディオン機能は、正しく実装すればSEOに悪影響を与えるものではありません。むしろ、ユーザーエクスペリエンスの向上に役立ち、結果的にSEOにも良い影響を与える可能性があります。重要なのは、ユーザーにとって使いやすく、検索エンジンにも理解しやすい構造で実装することです。
もし、現在のアコーディオン機能の実装方法について具体的な懸念点があれば、教えていただけますでしょうか？より具体的なアドバイスができるかと思います。
Source: Gemini (2.0 Flash)
スクリーンショット
基本的にはSEOとして不利になる訳ではなく、アコーディオン内のコンテンツは検索対象となっているそうです。たとえ初期状態でアコーディオン部が折りたたまれていても。
但し、実装具合によるので特殊なケースについては何とも言えないようです。
いずれにしても、必要な場合にはSEOを気にせず、今後も積極的にアコーディオン機能を使っていけそうです…😊
