無料で利用できる身近な対話型「生成AI」主要4サービス(ChatGPT、Gemini、Grok、Copilot)について、「回答をスクショして(スクリーンショットを撮って)SNSやブログ等で投稿、公表しても著作権等の権利面などについて問題は生じないか?」「回答を公開する際、引用元としてどのような文字列を明記するのが良いか?」本人、当事者である各AI自身に聞いてみた結果をまとめておきます。
ChatGPT(OpenAI)
「ChatGPTの回答はスクショを撮ってSNSや自身のブログ等で投稿、公表しても著作権等の権利面などについて問題は生じないですか?」への回答…
良い質問です!結論から言うと、通常の範囲でChatGPTの回答のスクショや内容をSNSやブログ等で投稿・公表するのは、基本的に著作権などの権利面で大きな問題は生じません。以下にもう少し丁寧に説明しますね。
✅ 著作権的な取り扱いについて
OpenAIの利用規約(2024年4月時点)によると、
ChatGPTが出力したコンテンツ(回答)は、その利用者のものとみなされ、商用・非商用問わず自由に利用できます。参考:OpenAI 利用規約
「Subject to your compliance with these Terms, OpenAI hereby assigns to you all its right, title and interest in and to Output.」(※簡単に言うと、「利用規約を守っている限り、出力された内容の権利はあなたのものです」といった内容)
つまり、
✅ ブログ記事
✅ SNS投稿(X・Instagram・Facebookなど)
✅ YouTube動画での引用
✅ プレゼン資料などにChatGPTの回答内容やスクショを利用するのは、利用者の自由です。
⚠️ 気をつけるべき点
ただし以下には注意してください:
📌 ChatGPTの回答が元ネタ・引用元のある内容の場合
例えば、特定の書籍やWebサイトの記事を要約・引用した内容をChatGPTが出力した場合、それを二次利用・転載する際は元の著作権者の権利に配慮する必要があります。
→ ChatGPTが生成したものでも、誰かの著作物のコピーになっている可能性がある部分には注意。
📌 個人情報や機密情報の記載がないか
ChatGPTの会話の中で、個人情報や社外秘の情報が含まれている場合は、それを公開するのは避けましょう。
📱 SNSやブログでの活用、よくある例
- ChatGPTとの面白いやりとりをスクショしてXに投稿
- ChatGPTに書かせた記事を自分のブログに掲載
- ChatGPTが作ったキャッチコピー案をまとめてSNSで紹介
こうした使い方は問題ありません。
もし心配なら、「ChatGPT(by OpenAI)で生成したものです」と一言添えるとより安心ですし、読者にも分かりやすくなりますね。
もし具体的な利用ケースがあれば、それについても確認できますので、ぜひ教えてくださいね!
ChatGPT(OpenAI)による生成
「ChatGPTの回答を公開する際、引用元について具体的にはどのような文字列を明記するのがベストでしょうか?」への回答…
とても良い質問です!ChatGPTの回答をSNSやブログなどで公開する際に、引用元や出典を明記するなら、次のような表記がシンプルで分かりやすくおすすめです。
📌 一般的な引用元の明記例
シンプルにツール名と運営元を書くパターン
※この回答はChatGPT(OpenAI)による生成です。
または
※ChatGPT(OpenAI提供)を利用して作成しました。
📌 もう少し詳しくしたい場合
例えば日時やバージョン状況も含めると信頼感が増します。
※この回答は、2025年4月時点のChatGPT(OpenAI)による出力です。
もしくは
※本記事の一部は、AIチャットサービス「ChatGPT(OpenAI)」を用いて2025年4月25日に生成した内容をもとにしています。
📌 SNS投稿ならもっとカジュアルでもOK
例えばX(旧Twitter)なら
ChatGPTに聞いてみた 👉
#ChatGPT #AIみたいに軽く添えるだけでもOK。
📌 ブログなどで引用形式にしたい場合
【引用】
本文:「〇〇とは××のことです。」
出典:ChatGPT(OpenAI提供、2025年4月25日利用)
✅ 補足
実はOpenAIの利用規約では、必ずしも出典表記を求めていないんですが、以下の場合は記載しておくのがおすすめです。
- 内容の正確性や出典の信頼性を示したいとき
- 商用サイトやオウンドメディアでの利用
- 読者やフォロワーにAI利用を明示したいとき
もし「〇〇のコンテンツ内で使うときはどう書いたらいい?」とか、
ChatGPT(OpenAI)による生成
「商用の資料に入れるときの例も知りたい」なんて要望があれば、それも具体的に作れるので気軽に教えてくださいね!
スクリーンショット
Gemini(Google)
「Geminiの回答はスクショを撮ってSNSや自身のブログ等で投稿、公表しても著作権等の権利面などについて問題は生じないですか?」への回答…
Gemini の回答をスクリーンショットで撮影し、SNS やご自身のブログ等で公開すること自体に、現時点では明確な著作権上の問題が生じるとは断言できません。
しかし、以下の点を考慮する必要があります。
- Gemini の利用規約: Google の Gemini 利用規約には、生成されたコンテンツの利用に関する規定があります。現時点では、Gemini が生成したコンテンツの著作権の帰属は明確になっていません。利用規約では、生成されたコンテンツの利用は利用者の裁量に委ねられており、利用者はその利用について責任を負うとされています。
- 第三者の権利: Gemini の回答が、既存の著作物や第三者の権利(著作権、商標権、肖像権など)を侵害する内容を含んでいる可能性は否定できません。もし侵害している場合、法的な問題が生じる可能性があります。
- 情報の正確性: Gemini はまだ開発中の技術であり、必ずしも正確な情報を提供するとは限りません。誤った情報を拡散してしまう責任は、投稿者に帰属する可能性があります。
したがって、Gemini の回答を公開する際には、以下の点に注意することをおすすめします。
- Gemini の利用規約をよく確認する。
- 回答内容が第三者の権利を侵害していないか確認する。
- 回答内容の正確性を自身で確認する。
- 引用元として Gemini を明記する。
- 免責事項を記載するなど、ご自身の責任範囲を明確にする。
現時点では、AI が生成したコンテンツの著作権に関する法整備はまだ議論の途上にあります。そのため、今後の法改正や Google の利用規約の変更によって、取り扱いが変わる可能性もあることに留意してください。
ご自身の判断と責任において、慎重に情報発信を行うようにしてください。ご心配な場合は、専門家(弁護士など)に相談することをおすすめします。
Source: Gemini>共有可能な公開リンク (Gemini 2.0 Flash)
「Gemini の回答を公開する際の注意点として「引用元として Gemini を明記する」について、具体的にはどのような文字列を明記するのがベストでしょうか?」への回答
Gemini の回答を公開する際に「引用元として Gemini を明記する」場合の具体的な文字列としては、以下のようなものが考えられます。状況や公開する媒体に合わせて調整してください。
基本的な表記:
- 出典: Gemini
- 引用元: Gemini
- Source: Gemini (英語の場合)
より丁寧な表記:
- 本回答は Google の Gemini によって生成されました。
- この情報は Google の Gemini を利用して得られました。
- Generated by Google’s Gemini. (英語の場合)
ブログ記事など、より詳細な情報を記載したい場合:
- (一部改変)出典: Google Gemini
- (〇〇の部分は Gemini の回答を元に記述)
- This section is based on information provided by Google Gemini. (英語の場合)
SNS など、文字数に制限がある場合:
- #Geminiより
- (Gemini)
補足事項:
- 回答を一部修正・編集した場合: 単に「Gemini」と記載するだけでなく、「Gemini の回答を元に作成」「一部修正」など、編集を加えた旨を明記することで、誤解を防ぐことができます。
- スクリーンショットの場合: 画像の下やキャプションに引用元を記載するのが一般的です。
- 複数の回答をまとめた場合: どの部分が Gemini の回答に基づいているのかを明確にするように心がけましょう。
ベストな表記:
状況によってベストな表記は異なりますが、「出典: Gemini」または「本回答は Google の Gemini によって生成されました。」のように、簡潔かつ明確に Gemini が情報源であることを示すのがおすすめです。
重要なのは、読者がその情報が AI によって生成されたものであることを理解できるようにすることです。
ご自身のコンテンツの内容や目的に合わせて、適切な表記を選択してください。
Source: Gemini>共有可能な公開リンク (Gemini 2.0 Flash)
スクリーンショット
Grok(xAI)
「Grokの回答はスクショを撮ってSNSや自身のブログ等で投稿、公表しても著作権等の権利面などについて問題は生じないですか?」への回答…
Grokの回答をスクリーンショットしてSNSやブログに投稿・公開することについて、著作権や権利面での問題を以下に簡潔に説明します。
- 著作権について
Grokの回答は、xAIが提供するAIによって生成されたコンテンツです。日本の著作権法では、AI生成物が著作物として保護されるかどうかは明確ではありませんが、現時点ではAI生成物そのものに著作権が発生しないとする見解が一般的です(ただし、xAIの利用規約を確認する必要があります)。そのため、Grokの回答をそのまま投稿することは、通常、著作権侵害には該当しないと考えられます。- xAIの利用規約
xAIの利用規約(https://x.ai/grok に記載)に基づき、ユーザーがGrokの回答をどのように利用できるかが定められています。規約では、生成されたコンテンツの利用について制限がある場合があります(例:商業利用の制限や、xAIの権利表示の義務)。スクリーンショットの公開が個人利用の範囲であれば問題ない可能性が高いですが、商用利用や改変を行う場合は規約を確認し、必要に応じてxAIに問い合わせることをお勧めします。- プライバシーと内容の注意
- Grokの回答に個人情報や機密情報が含まれる場合、それを公開するとプライバシー侵害や情報漏洩のリスクがあります。公開前に内容を十分に確認してください。
- SNSやブログでの投稿がxAIや第三者の名誉を毀損する内容、または不適切な文脈で使用される場合、法的問題(名誉毀損や不正競争防止法違反など)が発生する可能性があります。
- 結論
個人利用の範囲で、xAIの利用規約を遵守し、個人情報や不適切な内容を含まない形でGrokの回答をスクリーンショットしてSNSやブログに投稿することは、通常、著作権や権利面で問題が生じる可能性は低いです。ただし、以下の点に留意してください:
- 利用規約の確認:xAIの最新の利用規約(https://x.ai/grok)を確認し、コンテンツの利用に関するルールを遵守する。
- 商用利用の注意:商用目的での利用は規約で制限されている場合があるため、事前に確認する。
- 内容の精査:公開する内容に個人情報や問題のある記述がないか確認する。
もし不安な場合や具体的な利用目的がある場合は、xAIのサポート(https://x.ai/api や公式サイト経由で問い合わせ可能)に直接確認することをお勧めします。
補足:この回答は2025年4月25日時点の情報に基づいています。法令や規約は変更される可能性があるため、最新情報を確認してください。
Grok>共有リンク(Grok 3)
「Grokの回答を公開する際、引用元について具体的にはどのような文字列を明記するのがベストでしょうか?」への回答…
Grokの回答をSNSやブログなどで公開する際、引用元を明記することは、xAIの利用規約や透明性の観点から推奨されます。以下に、引用元として明記するのに最適な文字列の例とガイドラインを示します。
推奨される引用元の記載例
以下のいずれかを、投稿や記事内でGrokの回答に付記するのがベストです。簡潔で明確、かつxAIやGrokのブランドを適切に反映するものを選びましょう:
- 簡潔な例(SNSやカジュアルな投稿向け):
- 「Grok(xAI提供)より引用」
- 「xAIのGrokによる回答」
- 「引用元:Grok(xAI)」
- 詳細な例(ブログやフォーマルな投稿向け):
- 「この回答は、xAIが提供するAI『Grok』によるものです(https://x.ai/grok)。」
- 「引用元:xAIのAIアシスタント『Grok』(https://x.ai/grok)」
- 「xAIのGrok(2025年4月25日時点の回答)より引用」
- 商用利用や公式な場面での例:
- 「本内容は、xAIが提供する人工知能『Grok』による回答を引用しています。詳細はxAI公式サイト(https://x.ai/grok)を参照してください。」
記載時のポイント
- xAIとGrokの明記:GrokがxAIの製品であることを明確にし、ブランド名を正しく使用する。「Grok」または「xAIのGrok」と記載するのが適切です。
- リンクの追加(推奨):可能であれば、xAIの公式サイト(https://x.ai/grok)やGrokの利用ページへのリンクを記載すると、信頼性が高まり、規約遵守の意図も示せます。
- 日付の記載(任意):Grokの回答は生成時点の情報に基づくため、特に情報が時間経過で変化する可能性がある場合、「2025年4月25日時点」などの日付を付記すると親切です。
- 規約の確認:xAIの利用規約(https://x.ai/grok)で、引用や公開に関する具体的な要件(例:クレジット表記の義務)が定められている場合があります。最新の規約を確認し、必要に応じてその指示に従ってください。
注意点
- 改変時の明示:Grokの回答を編集・要約する場合、「Grokの回答を基に編集」「一部改変」といった注記を加えると、誤解を防げます。
- 商用利用:商用目的で引用する場合、規約で追加の制限や許可が必要な場合があるため、xAIに直接問い合わせる(https://x.ai/api)ことをお勧めします。
- 不適切な文脈の回避:引用元を明記しても、xAIやGrokの名誉を毀損するような文脈での使用は避け、適切な形で公開してください。
結論
最も汎用性が高く、適切な引用元表記は以下のいずれかです:
- 「Grok(xAI提供)より引用」
- 「引用元:xAIのGrok(https://x.ai/grok)」
これに、必要に応じて日付やリンクを追加すれば、規約遵守と透明性の両方を満たせます。規約の詳細が気になる場合は、xAIの公式サイト(https://x.ai/grok)で最新の利用規約を確認するか、サポートに問い合わせください。
補足:本回答は2025年4月25日時点の情報に基づいています。規約やガイドラインは変更される可能性があるため、公開前に最新情報を確認してください。
Grok>共有リンク(Grok 3)
スクリーンショット
X統合版に関するポスト
自分なりのGrokの活用法が見えてきた中、中長期的に考えた場合、Xの事なので過去の回答が突然読めなくなったり有料になったり何かありそうな為、スクショを添える事にした。それについての権利面を #Grok に聞いた https://t.co/IKXVTr0d8w けど自らの事なのに第三者的で結構曖昧な口調なのが印象的😊 pic.twitter.com/0IRtfB0MRI
— 工藤雄司 (@kudoyuji) April 20, 2025
Copilot(Microsoft)
「Copilotの回答はスクショを撮ってSNSや自身のブログ等で投稿、公表しても著作権等の権利面などについて問題は生じないですか?」への回答…
私が生成する回答の著作権はMicrosoftに帰属しますが、回答内容をスクリーンショットでSNSやブログなどに投稿すること自体に問題はありません。ただし、以下の点に注意してください:
- 正確性を保持する: 回答内容を編集する場合でも、誤解を招かないようにしてください。
- 引用の明記: 私から生成されたコンテンツであることを明記してください(例: 「Microsoft Copilotを使用して生成された回答」)。
- 第三者の権利に配慮: 私が生成する内容が第三者の著作権や知的財産権に抵触する可能性がある場合、それをそのまま公開しないようにしてください。
もし何か心配がある場合は、Microsoftの公式プライバシーポリシーや利用規約をご確認ください。こちらからアクセスできます。どうぞ安心してご利用ください。何か他に気になることはありますか?
Microsoft Copilotによって生成された回答
「Copilotの回答を公開する際、引用元について具体的にはどのような文字列を明記するのがベストでしょうか?」への回答…
Copilotの回答を公開する際の引用元としては、以下のようなシンプルで明瞭な記述がベストです:
- 「Microsoft Copilotによって生成された回答です。」
- 「このコンテンツはMicrosoftのAIアシスタントCopilotが生成しました。」
- 「以下の内容はMicrosoft Copilotを使用して生成されました。」
これらの表現は、どれも元がCopilotであることを明確に伝えると同時に、利用者が作成者ではないことを示す役割を果たします。
また、特に商業利用や広範囲への配信を考慮している場合には、Microsoftの利用規約も確認することをおすすめします。これにより、安心して公開ができます。こちらをご参考ください。
他に気になることがあれば、どうぞ気軽に教えてください!どんな質問でもお答えします。 😊
Microsoft Copilotによって生成された回答
全体を通しての個人的メモ
