BizSTATION、Microsoft Edgeでの電子証明書更新の実際(三菱UFJ銀行による法人向けインターネットバンキング)|Windows|備考録|追記あり

三菱UFJ銀行による法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」、2022年6月16日のInternet Explorerサポート終了に向けてギリギリのログイン方法の変更や、IEモードなしでのMicrosoft Edgeブラウザ対応開始などが行われましたが、電子証明書更新の時期が訪れ、今回初めてMicrosoft Edgeでの電子証明書更新を行なったので、実際のところを備忘録としてこの記事にメモっておきます(OSはWindowsでの作業)。

 今回は時間がないため、スクショなどは取らず、実作業を一気に進めました。よって作業完了直後、振り返って気になった要点のみをテキストで綴るシンプルなものです。その点、予めご了承ください。


 作業は三菱UFJ銀行がMUFG Biz内で公開しているこの「Windows(Microsoft Edge)でのBizSTATIONご利用について」ページの説明に基づいて進めました。

初期設定手順書(Microsoft Edge用)

 過日、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeへの移行は無事に済み、その後も問題なくBizSTATIONは使えたのですが、念のため、第一段階とされ「EdgeでBizSTATIONをご利用の場合は必ず以下の作業を行ってください」と説明されている「初期設定手順書(Microsoft Edge用)」から始めました。

 説明のPDFに従ってMicrosoft Edgeの[設定]>[既定のブラウザー]にある「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を「既定」に変更し、ブラウザを再起動しました。今まで「許可」で使っていた割に問題なかった訳ですが、少なくとも電子証明書更新においては「既定」に設定する必要があるようです。

 初期設定手順についてはこれだけ。PDF3ページ目の作業だけで済みました。

BizSTATION電子証明書取得用ツールのダウンロード&インストール

 次に「BizSTATION電子証明書取得用ツール」をダウンロードし、インストールします。

 「BizSTATION電子証明書取得用ツール」ページの「BizSTATION電子証明書取得用ツールダウンロード・インストール手順書」PDFを読みながら、同じページにある「BizSTATION電子証明書取得用ツールダウンロード」からツールソフトウェアをダウンロードしました。

 ダウンロードしたファイルをすぐに実行しようとしましたが、PDFの4ページ目「手順5」によると、右クリックの「プロパティ」でデジタル署名を確認するよう書かれているため、一応、従いました。確認したところ、問題なかったのでファイルを実行します。

 PDFの5ページ目「手順7」以降の通り、一般的なアプリと同じようにインストールを進めます。完了すると、デスクトップにツールのショートカットが作成されました。

いよいよ電子証明書更新手続きへ

 続いていよいよ「電子証明書更新手順書(Microsoft Edge用)」PDFを参照しながら更新手続きへ進みます。

 まずは先ほどインストールを終えたツールのショートカットをダブルクリックし、「BizSTATION電子証明書取得用ツール」を起動します。このツールはこのツール上で何か作業を行う訳ではなく、更新作業中、とにかく並行して起動させておけば良い、というツールでした。起動させたままにしておきます。

 次にEdgeで従来通りBizSTATIONにログインします。すると更新の時期が訪れていると、トップページに更新を促すリンクがありますのでそれをクリックします。

 ICカードを利用する方法もあるようなのですが、そうではないので[電子証明書をパソコンに保存する]を押して進みます。[更新]ボタン、セキュリティレベルは[OK]、[許可]ボタンと進んでいくと意外とすんなり更新が完了しました。

 ここまで完了したら「BizSTATION電子証明書取得用ツール」も終了させます。

ブラウザ再起動後BizSTATIONにログインして更新状態を確認

 Edgeブラウザを一旦閉じ、再度起動させてからBizSTATIONにログインしてみます。その際、新しい方の電子証明書を選択することをお忘れなく。無事にログインでき、ログイン後のトップページに電子証明書更新のお知らせが表示されていなければ更新作業は全て成功とのことです。

古い電子証明書の削除は超慎重に…

 なお古い電子証明書を削除する方法ですが、Edgeの[設定]>[プライバシー、検索、サービス]>[証明書の管理]の[個人]タブの一覧から行えます。間違っても新しい方や、他の証明書を削除してしまわないよう、十分に注意し、慎重に削除作業を行なってください。また更新作業がやり直しになったり、非常に面倒な作業が発生したりしますのでくれぐれも…。

 以上、少しでも参考になると幸いです。個人的にはMacOSに完全対応して欲しい、それが一番の希望です…😊


 【追記】別アカウントの電子証明書の更新があったため、試しに先にログインしてから「BizSTATION電子証明書取得用ツール」を起動しましたが、エラーとなりました。必ずログイン前に「BizSTATION電子証明書取得用ツール」を起動しておき、その後、ログインしないと正常に更新作業は進まないようです。ご参考まで…。


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