PayPay銀行の口座を残高ゼロにして解約 本人名義の口座宛なら三井住友銀行への振込手数料は無料

PayPay銀行の銀行口座(普通預金口座)を解約しました。

ジャパンネット銀行の開業年から約25年近い最古参ユーザーの端くれ

 ログイン後の「お客さま口座情報照会」ページを見ると「口座開設日」は「2000年11月22日」で、「旧・ジャパンネット銀行」(2021年4月5日に商号変更)が開業したは2000年10月12日なので、開業後1ヶ月程度で口座開設したことが分かります。

 銀行名通り、当時はインターネットバンキングの先駆けで、サービス開始の情報を知った時、これはぜひ早速口座を開設しないととワクワクした記憶があります。

 25年近く経った今では、実質、大半の銀行がネット銀行みたいな状態になりましたが…。

 理由は、相続手続きの煩雑さを身をもって知り、自分の使っていない銀行口座についても、一つでも減らしておこうと考えたためです。

Creema(クリーマ)の振込先銀行口座を変更

 近年の利用を見ると、唯一の動きが「Creema(クリーマ)」からの売上の振込入金でした。

 なぜこれだけがPayPay銀行なのかというと、単純にCreemaによって差し引かれる「振込手数料」が圧倒的に安いから。

合計金額が30,000円未満:176円(PayPay銀行の場合は55円)
合計金額が30,000円以上:275円(PayPay銀行の場合は55円)

出店者向けヘルプ > Q. 売上はどのように受け取れますか?

 このように、他の銀行を指定するよりもかなり安いのです。

 ただ、事業方針的に今後はもうCreemaを使う予定はなく、万一、単発で必要になった場合でも他行の手数料は仕方ないものとして受け入れようと考えました。

 ログイン後の「各種設定」>「プロフィール編集」の「出品者情報の編集」にある振込先情報を、現在、個人事業のメインで使っているGMOあおぞらネット銀行に変更しました。

PayPayにおける優位性は諦める

 PayPay(ペイペイ)との連携、優位性という点では、銀行口座からチャージした「PayPayマネー」の出金(払い出し)をしたい場合、PayPay銀行宛なら出金手数料0円、それ以外の銀行は100円かかるという点があります。

送金手数料:
PayPay銀行 0円
PayPay銀行以外の金融機関 100円

最低送金金額:送金は1円から可能です。

PayPayヘルプ > Q PayPay残高を銀行口座に送金(払い出し)したい

 ただ、PayPayはそこまで積極的に使っている訳ではなく、必要最小限の金額しかチャージしていないため、万一、最後の最後、僅かな残金を出金したいとなった場合は、「送る」機能で家族に送金して残高ゼロにすればいいかなと考えています。

1円単位まで指定して送れる

「送る」「受け取る」ならPayPayで – PayPay

残高は振込手数料が無料となる三井住友銀行へ振り込む

 PayPay銀行を解約する前に多少残っている残高を受け取り、残金ゼロにしたいところです。

 調べてみると三井住友銀行への振り込みなら、振込手数料が0円(無料)とのこと。(インターネットバンキング利用でかつPayPay銀行、三井住友銀行の両口座のカナ口座名義が同一である個人のお客さまが対象と。)

本人名義の口座宛ならPayPay銀行と三井住友銀行は手数料無料!

PayPay銀行口座から三井住友銀行口座宛の場合
●振り込み、振込予約、自動振込サービスが無料の対象となります。その他の振込サービスやATM、ご来店による振り込みについては、無料の対象外となります。

PayPay銀行 > 振込手数料

 早速、PayPay銀行から三井住友銀行へ振り込むと無事に振込手数料0円で実行でき、もちろん1円単位で指定できたので、PayPay銀行の残高は0円になりました。

取引明細をダウンロード

 解約手続き前に「取引明細」メニューから最新、最終の明細をPDFとCSVファイルでダウンロードしておきました。

 毎年1年分はダウンロードしており、2024年12月末までのものはあるので、基本2025年の途中までの分を照会しましたが、「照会可能な期間は、5年以内(照会日の5年前の同月1日まで)です」と明記されていたため、念のため2020年4月1日以降の分も一気にダウンロードしてみました。

PayPayアプリの登録からPayPay銀行口座を削除

 PayPayアプリを確認すると、PayPay銀行の口座が登録されていたので削除しました。

 はじめ気づかずに口座解約しようとしたら「PayPayアプリのチャージ用口座に登録している場合、自動削除はされません。口座解約後、アプリからご自身で登録解除してください。」との説明があったため、この作業をすることになりました。

口座解約

 口座解約はログイン後の「口座解約」メニューから簡単に行えました。PayPay銀行では普通預金以外、一切、オプショナルなサービスは利用していなかったのが幸いしている感じもします。

 なお、解約手続完了後、口座はすぐに利用不可となりますが、解約後1ヶ月間はログイン可能(取引内容の確認のみ可、Visaデビットの利用明細は確認不可)とのこと。

 解約手続きの最終工程では「ワンタイムパスワードの入力」も求められるため、その環境が整っていないと面倒なことになる気がします。

スマホからPayPay銀行トークンアプリを削除

 最後に、iPhone(スマホ)からPayPay銀行のトークンアプリを削除しました。



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